瑞穂背景設定

(設定なので中の人が書きます)
今現在は旅をしている瑞穂ですが、旅に出る切欠などを。

天使の国、というところがあり、ひっそりと生きている天使たちがいました。
ある時、国が栄え国交も増え、人間との子を残すことになっていきました。
それが天使族の末裔となります。

瑞穂は天使族の末裔で、無翼です。
ところが、無翼なのに天使の波動が人一倍強く、そういう者がかかる特有の呪いにかかっていました。
（翼があれば、特有の呪いにはなりません）
呪いには見えない翼から羽をむしりとられるような激痛と、絶対的な致死性があります。
そのことで瑞穂は一時期自暴自棄になり、無茶を繰り返す日々をおくることになりました。

仲間がとある蔵書から呪いの解き方を見つけだしました。
喜んだのもつかの間、とても残酷な解き方でした。
瑞穂が現在所有している六色星宝の力と、親しい人の血を全身に浴びる、というものでした。
呆然としている瑞穂を見た親友は、瑞穂の目の前で自分の首を引き裂き、強引に瑞穂に血を浴びせました。
（親友は禁断の魔法とされている蘇生術で復活することになりますが）

それ以来、暇を見つけては現実逃避のように旅に出るようになります。
親友が戻ってきても、習慣になったのかちょくちょく旅をしています。


ちなみに髪が長いのは、武芸家の長髪は強さを象徴しているからでして。
修行中の瑞穂は一人前ではないので、髪を伸ばすことを許されず、短髪でした。